私がこの道に進む前、高校時代の進路を決める時、兄や姉が看護の仕事をしている姿を見て、
人のお世話をする仕事って素晴らしいと感じ看護学校へ進学することを決意しました。

看護実習を体験していると、世の中に身体だけではなく、心に病を持たれ ている人がこんなにたくさんいるんだと知りました。

身体を治すだけでは なく、心の病を持たれている方の悩みや不安を聞いて取り除いてあげることがどれだけ大事か学びました。
看護学校卒業後、父の強い希望から、父親が経営している工務店へ就職し、大工の道に進むことを決めました。

初めて任されたお客様との打ち合わせの中で、田舎ならではの土地の問題・費用の問題など家づくりに関するすべての事に不安や悩みを持たれていることを知り、
看護学校時代の経験を踏まえ、その悩みを一つ一つ取り除いて行くことによってお客様の喜びや感動に変わっていくことを経験しました。

今では一組のお客様に対しての打ち合わせが10回以上です。回を重ねていくと私をどんどん信頼して下さり、
いろんな悩み・ 不安を打ち明けてくださいます。その一つ一つの不安を取り除くことによって「家づくりが楽しい！」「森川住宅さんで家を建てて良かった！」という感動に変わってきています。そのお声を聞くたび「この仕事をしていて良かった」という充実感を頂いています。

人と人との繋がりを大切にしてきた事でいい職人に恵まれ、職人さん達に信頼されてきた事により、
一緒に仕事をしている仲間から の受注もありました。これからも人と人とのつながりを大切にして、
家族がいつまでも幸せでいれる家づくりを目指していきたいと思っています。